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10月 06

美しいシンビジウムをつくる「蘭師」に会いに行ってきました。

みなさんこんにちは。

 

世界一の蘭を生んだ河野メリクロンの直営施設、あんみつ館。

 

あんみつ館で販売しているシンビジウムは、

いつも凛と美しく、こちらを見て語り掛けてきてくれているようです。

 

それは、「蘭師」と呼ばれる専門知識・技術をもった名人の手によって
一鉢一鉢丹精込めて育てられているからです。

 

そんな「蘭師」に、先日会いに行ってきました。

 

8月の「山の日」の記事でもご紹介した、

あんみつ館と山の関係

河野メリクロンの山上げ場、「中尾山」

 

あんみつ館より約1時間半。

雨がたくさん降っている中、細い山道を迷いながらもなんとか進み、到着。

到着すると、たくさんのハウスの中に、

綺麗に並べられた数万鉢のシンビジウムが!(*‘▽’*)

蘭師は雨の中、作業中でした。

 

株元に巻いている、灰色の「花芽バンド」。

これは、花芽が真横や下方に伸びて行かない為に使います。

 

 

 

 

 

そして、この青い道具、「ヨーヨー」。

蘭の花茎は何もしないと、成長とともに横に伸びたり曲がったりしてしまいます。

それを防ぐための道具なんです。

支柱を真上に立て、こんな風にフックを花茎のつぼみの先端に引っかけて使います。

そうすると、成長して伸びるにつれてフックが巻き上がり、

下に垂れようとする花茎をまっすぐ成長させることができます。

 

支柱を刺す向きや角度、強さなど、微妙に違うだけで仕上がりに差が出てくるようです。

生きている花の様子を見ながらの、職人技です。

 

 

この白いラベルは、シンビジウムの正面を

決めるために付けているそうですよ。

 

 

 

 

 

今回は、早咲きのシンビジウムを少し山から降ろします。

 

 

↑ アーチになっているの、わかりますか?

 

蘭師は手慣れた様子で、綺麗なアーチ型にアレンジしていきます。

あっという間!

 

 

(左)プロムナードと、(右)グリーンペガサスです。

 

「蘭を見た人が、綺麗だと言って喜んでくれるためだけに、一生懸命やっている」

と蘭師は言います。

こんなにも綺麗に咲かせられる蘭師の技術は、私たちの誇りです。

 

 


 

お花のパワーはすごいです。

お花があるだけで、その空間は華やぎ、見る人の心を癒やします。

大変な世の中ですが、少しでもそのお手伝いをさせていただけたら幸いです。

 

 

あんみつ館はただいま休館中ですが、

お電話やインターネットからご注文いただけます(*^^)v

お気軽にお問合せくださいね。

 

 

*:.。. .。.。..:* あんみつ館スタッフ 畑中 *:゜・*:.。. .。.:

 

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